中国では、5月15日は第21回身障者支援デーです。中国身障者連合会はこの日、県・市レベルの地域に住む身障者向け就職支援プロジェクトの開始を宣言しました。それによりますと、身障者のために100万人分の雇用機会を新たに創出していくということです。
今年の「身障者支援デー」は、「身障者の暮らしの改善と権益保障」がテーマです。雇用チャンス創出プロジェクトは身障者の就職支援制度の完備化を目的に、実名で統計と管理を行なっています。身障者向け職業教育と訓練を一層強化するため、全国に身障者職業研修基地を1000ヵ所設置し、関連の支援資金の投入も拡大してきました。
統計によりますと、2010年、全国の県・市レベルの地域で就職した身障者の人数は440万を超えています。中国政府は、「第12次5ヵ年計画」の期間中、全国の県・市レベルの地域に住む身障者に、新たに100万人分の雇用機会を創出すると同時に、身障者の就業を促す法体系と長期効果のあるメカニズムを作り出していくとしています。(翻訳:Yan、吉野) 暮らし・経済へ
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