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 「90後」の就職新理念、理想に向かう行動派

2011-05-05 16:28:38     cri    
 理想を実現するため、あきらめずに頑張り続ける「90後」。起業に熱中し行動力あふれる「90後」……「90後」とは、1990年代生まれの若者を指しますが、彼らの最初のグループが、今年の夏休みの後、社会人となります。その中には、就職について自分なりの新しい考え方、理念を持っている人も出てきています。

 「苦労して仕事を探すより、自分で起業したほうが良い」

 「90後」の朱紫薇さんは、大学に入ってからこういう考え方を持つようになりました。現在、中国政法大学法学部二年生の朱さんとクラスメートは、学校で「学生ネットスーパー」を開設しています。

 「学校の小売店が高いので、親からの生活費じゃ全然足りない。それなら、自分で仕入れてきて、安い値段で学生に売ればいいじゃないかと思ったのが最初です」

 2人のクラスメートと大胆な起業を決めた朱さん。1万元足らずの奨学金を最初の資本金にし、荷車に商品を載せ、キャンパスで呼び売りを始めました。安い値段の商品はすぐ学生たちの人気を集めました。

 今、「学生ネットスーパー」は一応の目鼻が付きました。20人ほどのチームに拡大し、品揃えも資金もだんだん豊富になっていきました。

 市場経済時代に生まれ、「一人っ子政策」の影響を受け、家族で甘やかされ、豊かな環境で育った「90後」は、自己中心的で、個性を強調しすぎるせいか、世間では「独りよがり」、「バカ世代」などと強く非難されています。

 しかし、深セン市学生連合会の調査結果によりますと、半分以上の人が「90後」の最も大きな特徴は「個性に富み、新らしいものを創り出す精神がある」ことだと認めています。「自由の追求」や「自分の意見をうまく表現できる」のも、「90後」の主な特徴だと思われます。(陳博) 暮らし・経済へ

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