中国国家統計局は29日、昨年実施した国勢調査の新らしいデータを公表しました。これによりますと、中国大陸在住の香港、マカオ、台湾の住民および外国人の登録人数は102万人を超えています。

　2010年11月1日の深夜0時を基準とした今回の国勢調査では、大陸に住んでいる香港マカオ台湾の住民および外国人を初めて調査対象にしました。

　調査結果によりますと、これらの人々の大陸在住は主に、ビジネス、就業、学習、居住のためで、広東、上海、北京、江蘇などに集中しています。

　内訳は、香港住民が23万人余、マカオ住民が2万人余、台湾住民が17万人余、外国人が60万人近くとなっており、外国人は、韓国、アメリカ、日本の順になっています。

　香港・マカオ・台湾の住民および外国人について、大陸で三ヶ月以上滞在しているか、または三ヶ月以上の滞在が確実な人が対象となっており、出張や観光などで訪れた人は対象外でした。（朱丹陽）

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