ロシアのプーチン首相は27日スウェーデンを訪問中、NATO・北大西洋条約機構の東方拡大に再び憂慮を示しました。

　プーチン首相は、「軍事的な政治グループであるNATOがすでにロシアの国境に拡大している。ロシアは自身の安全を心配せざるを得なくなる」と述べました。

　リビア問題について、プーチン首相は、「リビアに対して行った軍事行動は軽率すぎる」と述べました。26日デンマークを訪問した際、カダフィ大佐の拠点を空爆した行為について、プーチン首相は、カダフィ氏を殺害する権利や負託はないと批判した上で、リビア市民を保護するとの目的で介入を容認した国連安保理決議の範囲を超えていると指摘しました。（翻訳：ooeiei）

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