朝鮮の最高指導者金正日（キム・ジョンイル）総書記はこのほど、咸鏡北道（ハムギョンプクド）にある城鋼（ソンガン）（城津製鋼連合企業所）を視察した際、「自立更正は朝鮮民族を繁栄させる『必勝の宝剣』だ」と強調したと、24日付けの「労働新聞」が報じました。

　朝鮮では製鋼に必要なコークスが生産できないため、コークスを使わず、煙のない石炭を利用した製鋼に尽力してきました。城鋼（ソンガン）は2009年末にこの目標を実現したということです。

　キム総書記は、「数十年の奮闘を経て、朝鮮の冶金工業は主体化を実現した。これは、朝鮮工業史における新たな一里の塚である。主体化は朝鮮経済の発展において、不変の道である。城鋼（ソンガン）が収めた成果は、国民経済の主体化を実現させるといった朝鮮労働党の方針が正しいものであることを示している」と述べました。（翻訳：玉華）

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