シンガポールの新聞「聯合早報」の21日付けの報道によりますと、シンガポールが、初めて自国で設計し製造した衛星が20日打ち上げられました。これによって、シンガポールはASEAN諸国の中で始めて自主製造の衛星が打ち上げられた国となりました。

　「X-SAT」と名づけられたこの人工衛星は、重さ10.5キロで、地球からおよそ800キロ離れた軌道で3年間運行します。この人工衛星に取り付けられたカメラは地球の地理状況と海洋環境変化などを撮影します。

　「X-SAT」人工衛星の設計と製造には9年間が費やされました。（翻訳：任春生　チェッカー：丹羽）国際・交流へ