中国の立法機関である全国人民大会常務委員会は20日から、「道路交通安全法」修正案草案を審議し始めました。中国公安省の楊焕寧次官は「道路交通安全法」の修正について「2011年5月1日から実施する刑法修正案の規定によりますと、自動車による暴走や速度違反走行競争などをし、特に悪劣な行為をしたものや、また酔酔い運転をしたものに対して、拘留に処しまたは罰金を課する。以上の行為があり、またその他の犯罪行為を犯した場合は、規定に従って処罰を与える。以上の点を鑑み、道路安全法の関係規定を修正する必要がある」と述べました。
報道によりますと、「道路交通安全法」修正案草案では、、酔払い運転をした場合、免許が取り消され、また5年以内に、免許の再申請はしてはいけないことになっています。また、酔酔い運転をして重大な交通事故を起こした場合、刑事責任を問うと同時に、生涯運転が禁止されます。
また、酒酔い運転への罰金は200元以上から500元以下とする現在の規定から、1000元以上から2000元以下に引き上げます。免許停止期間も1ヶ月から3ヶ月までとする現在の規定から半年に延長します。自動車登録証明書やナンバープレート、免許などを偽造したりするものに対して、15日の拘留に処す他、罰金を現在の200元以上から2000元以下から5000元に引き上げます。(翻訳:トウ 徳花)暮らし・経済へ
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