国連安保理は13日。コートジボワール情勢について声明を発表し、元首相のワタラ氏の新政府組閣を求めたほか、コートジボワール国民が最大限に自粛し、報復と挑発的な行為を避け、共同で民族和解を実現させるよう呼びかけました。

　この声明は、安保理はコートジボワールの経済首都アビジャンで起きている暴力活動に注目しており、国連コートジボワール活動がしかるべき管轄範囲内で、コートジボワール政府の完全なる武装解除、安全や公共秩序と法治制度の回復、国際社会からの人道的支援物資の分配をそれぞれサポートすることを求めています。

　国連の高官はこの日、「現在、コートジボワールの人権状況と人道的状況は楽観視できるものではなく、ワタラ氏と新政府はすべての措置を講じ、国内の平和を回復し、復興作業を行うべきだ」と強調しました。（翻訳：任春生）　国際・交流へ