イタリアのフラッティーニ外相は5日、ローマで「2011年はイタリアと日本の友好と団結の年である」と宣言しました。

　当日イタリア外務部の主催により、日本の震災支援のため行われたイベントにフラッティーニ外相が出席した際、日本を襲った強烈な地震に対する関心と慰問の意を表明しました。

　フラッティーニ外相は「イタリアは震災後の日本の復興に積極的に協力する。日本政府を支援するために、イタリアの各業界は資金を調達するよう」と呼びかけたほか、「イタリアのあらゆる学校で、今後イタリアと日本の関係を重点的に紹介していく」との方針を示しました。

　イタリアのフラッティーニ外相は「2009年にイタリア中部の都市ラクイラが地震に襲われた際、日本はG8（8カ国首脳会議）の中で最も早く援助の手を差し伸べた。今は、イタリアが日本を援助する番だ」と述べました。（翻訳：Sui チェッカー：中原）国際・交流へ