開幕式のステージ
4月に入って最初の週末である2日、春の雨が降ったばかりの北京で、たくさんの人が北京石刻芸術博物館に集まりました。北京市文化財局が主催する清明文化祭の開幕式です。
金剛宝座
中国では4月5日は清明節と言われ、人々が墓参に行く日とされています。この文化祭は清明節にちなんで、「清明と踏青(清明節の時の遠足)の民俗」をテーマとして、4月2日から5日まで、凧揚げ、空中ゴマ、蹴羽根など特色ある民俗活動を行います。また、同時に、石刻碑文を展覧し、民俗文化の魅力を感じてもらうことにしています。
羊、ラクダなど動物の石像 |
官吏の石像 |
北京石刻芸術博物館は、五塔寺の敷地を利用して1987年に設けられました。明の永楽年間に建立された五塔寺(正式名称真覚寺)は、清代末期に破壊され、5つの塔のある金剛宝座しか残っていませんでしたが、その旧址を利用し、現在の北京石刻芸術博物館が開かれました。館内の石刻展示は8つのエリアに分けられ、所蔵の1000点から500点以上の石刻文化財が常設展示されており、「北京の碑林」とも呼ばれています。
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