韓国統一省は31日、「民間団体の朝鮮に対する人道的援助を一部再開するつもりだ」と述べました。
統一省は、「今回再開する援助は、乳幼児や弱者層だけを対象にする。現在、合わせて7社の民間団体が朝鮮への援助を申し出て、認可を待っている。援助の内容は薬品、下着などを含む16億ウォン(約1億1660万円)相当の物資だ」と述べました。
統一省はこの日、結核治療の薬品の援助申請を認可し、「今後も援助物資の緊急性や必要性、分配の透明性を基準に、その他の申請を審議する」と語りました。
なお、去年5月、韓国合同調査団は「天安(チョンアン)」号哨戒艦が朝鮮潜水艦の魚雷攻撃によって沈没したと発表した後、韓国政府は対象が乳幼児と弱者層以外の人道的援助を停止すると発表しました。去年11月には、朝鮮と韓国の間の「北方限界線」付近で砲撃事件が発生し、韓国政府はその後、全ての人道的援助を停止したということです。(翻訳:玉華)
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