日本の福島第一原発で放射性物質の漏洩によって、世界各地では核エネルギーの開発に対する反対の声が高まっています。
タイでは2020年に5カ所の原発を建設するという計画が実現であるかどうかが危うくなってきました。専門家は「エネルギー政策が不確定になったことは、今後10年のタイの電力供給不足という危機を引き起こすだろう」としています。
タイの電力開発計画によりますと、2020年から2025年まで5年内に5カ所の原発を建設しますが、この原発による総出力はタイの電力供給量の約の10%を占めており、この計画の実施は天然ガスへの依頼度を下げることを目的としていたものです。
しかし、このたび、国民がその建設に反対したことにより、タイのアピシット首相は原発の建設を延期することにしました。また、タイの選挙がまもなく行われるため、この件は次期政府によって決定される可能性があります。(翻訳:Katsu)国際・交流へ
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