中国国家統計局が11日に発表した最新のデータによりますと、2月に貿易赤字が出ました。しかし、関係筋は、「このため中国の輸出情勢を憂慮する必要はない」と述べました。
データによりますと、2月、中国の輸出は2.4%の小幅な増加で、73億ドルの貿易赤字が出ました。これは、2004年4月以来2回目の貿易赤字となったということです。
これに対して、シンガポール華僑銀行の関係筋は、「こういう状況は予想外だが、中国の輸出情勢を心配する必要はない。貿易赤字は短期的な現象で、貿易黒字は依然として今年のメガトレンドだ」と述べました。
市場は、「中国の旧暦の新年『春節』が今年2月の貿易赤字を引き起こした要因だ」と見ています。春節の後、一部の製造業の営業時間が比較的遅いことに加えて、雇用難も一時的に発生しました。また、原油価格の上昇や悪天候なども欧米市場の中国製品への需要に影響しました。(翻訳:玉華)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |