APEC・アジア太平洋経済協力会議の2011年高官級会合が9日、ワシントンで始まり、ホスト国としてアメリカのクリントン国務長官が開幕式で挨拶しました。

　クリントン国務長官は、アメリカのアジア太平洋経済戦略について、「アメリカは、アジアとあらためて触れ合うだけではなく、指導的な役割も果たす決意だ。このために、アメリカは意欲的な計画を実行しており、それにより国民と同盟国に巨大な利益をもたらすつもりだ。そして、APECの加盟国およびその他の経済体との関係において、アメリカは、開放、自由、透明、公平という4項目の原則を守り、推進していく。また、今後数ヶ月内に、アメリカは米韓自由貿易協定を国会で批准し、太平洋をはさむパートナーシップを大いに推進していく。更に、実際的な効果を重視するAPEC会合の主催によって、これらの原則を強化していく」と述べました。（翻訳：董燕華）国際・交流へ