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中国、高齢者福祉システムの構築に尽力

2011-03-09 13:37:59     cri    























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 中国民政省は8日記者会見を行い、中国の高齢者福祉システムの構築を速め、高齢者の住まいや養護などついての記者からの質問に答えました。席上民政省の高官は、「中国は第12次5カ年計画の期間中に、わりあい完備し、各方面で繋ぎをもつ高齢者福祉システムを構築していく」と述べました。

 現在、中国では高齢者向けの社会サービス施設が4万ヶ所あり312万人あまりを収容でき、これまで236万5000人の高齢者、身障者と孤児がこれら施設で暮らしています。このことについて李立国民政相は「中国の高齢者福祉システムの構築は、テスト段階から全国への普及段階に入った。高齢者福祉システムのテスト実施範囲は5つの省から12の省に広がった。物価が変動している状況の下で、家計に困っている人々の基本生活を保障するために、すでに7つの省では高齢者への補助金制度が出来ている」と述べました。

 ところで、医療救助レベルが向上するにつれ、中国は1999年から高齢化社会に入ったのです。そして2009年の末までに、高齢者の数は1億6700万人に上り、中国は高齢者の人口がもっとも多い国となりました。また高齢者のうち1899万人は80歳以上で、そのうち自力で暮らしていけない人の数は1036万人となっています。関係部門の予測によりますと、2015年までに、中国の高齢者の数は人口総数の15%を占めて2億1500万人になるということです。

 こうした重要な課題について竇玉沛民政次官は「中国では、現在、高齢者福祉システムの構築が強調されるようになった。つまり、住まいを中心とし、社会コミュニティーに依拠し、高齢者福祉機関を支えとし、資金とサービスの両方の面で保障でき、基本サービスと選択性サービスを結びつけ、政府が主導し、社会が参与し、みんなが配慮するシステムを構築することだ。自宅で老後を過ごし介護してもらうことは、中国の伝統であり、親などの面倒をみるという子や孫としての職責でもある。これは老後の一家団欒という暮らしにはサポートになるが、世帯の少人数化が増えているため、自宅での老後の暮らしに一定の困難をもたらしており、また自宅での老後の暮らしには一定の社会的サービスが必要となる。これを受けて第12次5カ年計画の期間中に、政府は、引き続き高齢者福祉サービスへの投入を拡大し、一定の規模をもつ養護型、介護型と終末期医療型の高齢者福祉サービス施設をしっかり構築していく必要がある」と強調したあと、「私たちは、社会団体と企業が高齢者福祉サービスに従事することを奨励すると共に、インターネットを利用して、関連のサービスオンラインと救助システムの構築、それに外部と多くのつながりを持つ老人ホームの建設を促し、そのいち早い実現に努めていく」と話しています。(翻訳:董燕華)

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