尹蔚民・人力資源社会保障相は8日、北京で行われた全人代の定例記者会見で、第12次五ヵ年計画期間中、最低賃金を徐々に引き上げていくと共に、勤労者の賃上げ制度の構築を急ぐことを明らかにしました。
尹人力資源社会保障相はこの中で、今年も、多くの省・市・自治区が引き続き最低賃金の引き上げを実施していることを紹介し、「政府は、経済の発展や物価上昇の状況、企業の労働生産性の上昇などを根拠に、最低賃金基準を調整し、勤労者が改革開放の成果を享受できるようにしていく」と述べました。
尹人力資源社会保障相はまた「第12次五ヵ年計画期間中、都市部の社会保障制度を整備すると共に、対象の人口を増やしていく。特に、出稼ぎ労働者や臨時雇用者など積年の課題の解決に力を入れていく」としました。(翻訳:ヒガシ) 暮らし・経済へ
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