北京で開催される初の国際映画祭として注目されている北京国際電影季(北京国際映画祭)が4月23日から28日にかけて開かれることが分かりました。出品申請が通れば、今年の米アカデミー受賞作品『ブラック・スワン』『ソーシャル・ネットワーク』なども市内のスクリーンに初登場することになります。
北京国際映画祭主催側による記者会見がこのほど北京で行われ、映画鑑賞会のほかに、映画フォーラムや商談会、コンサートなどが映画祭に合わせて行われることも明らかになりました。現在のところ、アメリカ、日本など50カ国から420本の作品が出品を申し込んでおり、うち300本以上が審査中だということです。
中でも、今年の米アカデミー賞の主演女優賞(ナタリー・ポートマン)に輝いた『ブラック・スワン』や脚色賞(アーロン・ソーキン)を獲得した『ソーシャル・ネットワーク』、ベルリン国際映画祭のオープニング作品『トゥルー・グリット』などの話題作も上がっているそうです。
海外の一部の国でR-18となっている『ブラック・スワン』がR-指定をまだ導入していない中国で公開が認められるかどうかも関心が集まっているところです。国家広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局電影局国家交流所の劉春所長によりますと、この映画の上映には、一部のシーンをカットする必要があるということです。(翻訳:コオリ・ミン)
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