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 パキスタン、拘束の米国人「外交特権」に疑問

2011-03-08 10:50:58     cri     [A  A  A]

 パキスタンのギラーニー首相が7日、同国を訪問中のアメリカのマーク・グロスマン特使(アフガン、パキスタン事務担当)と会談した際、「パキスタン人2人を射殺したレイモンド・デービスCIA(米中央情報局)職員が外交特権を持つかどうかは、パキスタン裁判所の採決によって決定する」と述べました。

 報道によりますと、会談の際、グロスマン特使はデービス容疑者の釈放を要求しましたが、これに対してギラーニー首相は、「パキスタンの立場はこの件において強固なものであり、駆け引きの余地はない」と述べました。会談に先立ち、ギラーニー首相はメディアに向けて、「政府はこの件で強固な立場を取り、国家利益を犠牲にしない」と表明しました。

 1月27日、デービス容疑者がパキスタン東部ラホールでパキスタン人2人を射殺しました。アメリカ側は容疑者が外交官であることを主張し、不逮捕特権が適用されるとして釈放を要求しましたが、拒否されました。(翻訳:ooeiei)

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