中国の都会で生活する212万人あまりを対象にした不健康データ調査は23日、北京で「中国都会健康状況大調査」という報告を発表し、脂肪肝と乳腺増生はそれぞれ、中国の都会で生活する男女がかかる病気のトップになることを明らかにしました。

　この調査によりますと、都会の男性がかかる病気のトップ10には脂肪肝、骨密度低下、頚椎腰椎病、高血圧、痔、高コレステロールが上位にありますが、女性のトップ10は乳腺増生、子宮頸炎、痔、高コレステロール、骨密度低下が上位にあります。

　脂肪肝の原因として、飲食が不規則なことや座る時間が長いことなどが挙げられ、運動時間を増やし、カロリーの摂取と消費のバランスを確保することが勧められました。また、女性の乳腺増生には、豊胸のためなどの女性ホルモンの使用を慎重にするよう注意しています。（翻訳：ヒガシ） 暮らし・経済へ