ロシア管制センターは20日、プログレスM－07M貨物宇宙船がこの日、国際宇宙ステーション （ISS）の「ピアース」（ロシアのドッキング室）とのドッキングを解除し、太平洋に墜落した」と発表しました。

　管制センターによりますと、モスクワ時間20日午後7時12分頃、制動をかけたプログレスM－07M貨物宇宙船は、大気圏突入後燃焼し、宇宙船の破片が約40分後に太平洋に墜落したということです。

　約5ヶ月にわたって飛行していたプログレスM－07M貨物宇宙船はISSの飛行軌道を8回調整し、酸素や水、研究設備など計2.5トンの物資を送りました。また帰りに、宇宙飛行士は貨物宇宙船に1トンあまりの生活ごみや廃棄機器を詰め込みました。（万、小野）国際・交流へ