国連安保理は14日、タイとカンボジアの国境紛争について会議を開きましたが、会議にはタイのガシット外相とカンボジアのハオ・ナムホン副首相が出席し、平和手段による紛争解決の意志をいずれも表明しました。
会議後の記者会見で、ガシット外相は「タイとカンボジアには紛争を継続させる理由はなく、二国間のメカニズムを通じて国境安全についての交渉を行うことが出来る。また、停戦の約束と両国間の交渉の進展状況を随時にASEAN(東南アジア諸国連合)に通報する」と述べました。
これに対しハオ・ナムホン副首相は、「より大きな軍事衝突を避けるため、平和手段を通じてこの紛争を解決したい」と述べました。
ASEAN議長国であるインドネシアのマルティ・ナタレガワ外相は、席上「ASEANは斡旋活動に努め、両国間の停戦を確保し、対話と交渉を通じての紛争解決を保障していく」と表明しました。(翻訳:董燕華)国際・交流へ
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