中国外務省の馬朝旭報道官は12日、「国連安保理の改革に関して、中国は、対話と協議を通じて、各方面の利益と関心事を考慮しながら、安保理の改革を推進していくことを主張する」と語りました。

　馬朝旭報道官は、「安保理改革の政府間交渉がスタートして以来、各メンバー国が様々な問題について掘り下げた話し合いを行い、積極的な進展を遂げている。しかし、ある重大な問題に関しては見解の相違が存在しており、まだ共通認識に達していない」と語った上、「相違があるならば、対話と協議を強化する必要がある。中国は、各メンバー国が幅広くかつ民主的な協議を通じて、各方面の利益と関心事を考慮し、出来る限り広範な共通認識に到達することによって、安保理改革を進めるべきだ」と述べました。（翻訳：イツゴウ）