中国の陳竺衛生相が11日明らかにしたところによりますと、中国は、1963年アルジェリアに第一回医療隊を派遣して以来、今までに69の発展途上国にのべ2万1000人の医療従事者を派遣し、2億6000万人の患者を診療したということです。
陳竺衛生相は「医療援助は、中国の対外援助の重要な一部分であり、衛生関係の人材を医療隊として派遣するだけでなく、中国政府の奨学金により、発展途上国の学生たちが中国へ留学したり、中国で衛生関係スタッフの養成実習を実施するなど、様々な形に発展してきた。現在、医療衛生スタッフの研修、医療研究生の教育、救急医療隊を「三位一体」として、対外医療人材援助の中心にしている」と述べました。
さらに、中国は今後5年間に、発展途上国に3000名の医療専門家を派遣し、5000名の医療従事者を訓練するとともに、100の病院に医療器械と薬品を提供し、女性と子供のマラリア予防治療薬や結核・エイズなどに重点的に用いるということです。(翻訳:Sui&大野)
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