2日間の日程で開かれていたアフリカ連合（AU）首脳会議は31日、エチオピアの首都アディスアベバで閉幕しました。会議に出席した各国首脳は、アフリカ一体化プロセスの加速や、地域の安全情勢の強化などについて合意しました。

　会議は2005年に締結された『包括的平和協定』の遺留問題のいち早い解決をスーダンに呼びかけるとともに、アフリカ諸国が独立した際に受け継いだ国境線を尊重すべきであり、この神聖なる原則はスーダンの特殊な事例を理由として疑われるべきでないと強調しました。

　会議はまたアフリカ連合ソマリア平和維持部隊（AMISOM）のために多大なる支援を提供するよう国際社会に呼びかけるとともに、チュニジア情勢やエジプト情勢に関心を寄せています。（翻訳：ZHL）

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