第41回世界経済フォーラム（ダボス会議）の年次総会に出席したタイのアピシット首相はこのほど、「カンボジアとの国境問題の解決で、双方は必ず平和な方式を取らなければならない」と強調しました。

　アピシット首相は「デモ参加者には請願権があるが、政府は国の利益を最優先する原則を堅持しなければならない。タイとカンボジアはASEAN加盟国であるため、双方は国家の利益を守るということを堅持すべきだ」と強調しました。

　なお、タイの市民民主化同盟(PAD)はタイ首相官邸付近でデモと集会を実施しており、いまのところ、解散する兆しは見られません。（万）

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