2月2日は旧暦の大晦日に当たり、中国の伝統的な祝日「春節」が間もなくやってきます。

　中国人にとって最も重要な祝日「春節」を祝うため名古屋の華人と華僑がお祭りを開催しています。

　1月28日から30日まで、第五回名古屋中国春節祭りが行われ、初日のテープカットに日本駐在中国大使館の程永華大使、中国名古屋総領事館の張立国総領事、愛知県の神田真秋知事と日本の近藤昭一環境副大臣などが出席しました。

　程永華大使は挨拶に立ち「春節は中華民族の最も重要な伝統的祝日である。名古屋中国春節祭の開催は中日国民の相互理解を深め、友好を強化させていくことにプラスとなる」と述べました。

　毎年一回開かれているこの春節祭は今年で4回目を迎え、日本での影響力も大きいとされています。

　また、華人と華僑にっとっての大イベントであり、その交流の場の一つにもなっています。3日間に渡る祭りでは、市民たちは、おいしい中華料理、中国の雑技、伝統舞踊、琵琶や中国三味線などの民族楽器による演奏や、中国カンフーなどを楽しめるほか、中国の観光情報などを詳しく知ることができます。

　この春節の色濃い雰囲気は名古屋だけでなく日本各地の中華街でも盛り上がって来ています。日本の三大中華街は横浜、長崎、神戸ですが、現地の華人と華僑が毎年、春節にちなんだ縁日を催します。たとえば、神戸の南京町の縁日は1987年から始まったもので、既に23回行われました。尚、今年の縁日は2月3日から始まります。（翻訳：KH）