大まかな調査によりますと、今回の爆弾テロ事件は自爆テロリストが実施したもので、爆発の規模はトリニトロトルエン（ＴＮＴ）火薬換算で２～５キロとみられます。空港内の監視カメラの映像によって、事件発生前、不審な男３人が、金属探知機を設置されていなかった入り口を通って空港の到着ロビーに入ったことがわかり、ロシア関連部門は「テロ襲撃」の罪でこの3人を手配しています。

　現在、ロシアの警察側はモスクワと他の都市での安全体制を強化し、ロシア国内の空港に入るすべての人は検査を受けることが要求されています。

　数ヵ国のロシア駐在大使館によりますと、負傷者の中にはスロバキア人、イタリア人、タジキスタン人がいるということです。（翻訳：任春生）　国際・交流へ