中国国家外貨管理局が19日公表したデータによりますと、2010年9月末までの中国の外債残高は、5464億4900万ドルになっています。
外債では米ドルが主な債務になっており、2010年9月末時点で、前の年より4.15ポイント増の72%を占めています。これに対して、日本円やユーロ債務は減少しています。
さらに、短期外債が増加し続けています。その原因について、国家外貨管理局は「ここ数年、中国の対外貿易が急成長していることと密接な関係がある。しかし、貿易の貸付や融資は実際の輸出入の取引をもとにして行われているので、余分なリスクが増える可能性は少ない」と述ています。(朱丹陽)
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