中国国際放送局（CRI）とASEAN諸国のメディアは17日、東南アジア2010年10大ニュースを発表しました。

　ニュースの発生時間から順に、

　＜1＞1月1日、中国ASEAN自由貿易圏が始動しました。

　＜2＞4月5日、メコン川委員会（MRC）第1回首脳会議が開催されました。

　＜3＞3月から5月にかけて、タクシン元首相の支持団体「反独裁民主統一戦線（UDD）」がバンコクの中心部で大規模なデモ活動を相次いで行いました。

　＜4＞8月23日、マニラで香港人観光客を乗せた観光バスが乗っ取られ、8人が犠牲になりました。

　＜5＞8月24日と25日、タイとカンボジアは互いに大使を派遣し、外交関係を回復しました。

　＜6＞ASEAN拡大国防相会議が開催され、ASEAN10カ国と中国、日本、韓国、アメリカ、ロシア、インド、オーストラリア、ニュージーランド8カ国の国防相が参加しました。

　＜7＞10月25日からインドネシアで地震、津波、火山噴火が連続発生しました。

　＜8＞10月30日、東アジアサミットが開催され、米国とロシアの2011年からの参加を正式に決定しました。

　＜9＞11月17日、ミャンマーで20年ぶりとなる総選挙が実施され、13日に国民民主連盟（NLD）のアンサンスーチー書記長が自宅軟禁から解放されました。

　＜10＞11月22日、カンボジアの首都プノンペンの水祭りで将棋倒し事故が発生しました。

　東南アジア2010年10大ニュースは中国国際放送局に加え、マレーシアの国営ベルナマ（Bernama）通信傘下の放送局「Radio 24」、インドネシアのエルシンタ（ElShinta）放送局、ラオス国営ラジオ、カンボジア国営ラジオ、フィリピンのCBCP News、ベトナムの声(Voice of Vietnam)、ベトナムマルチメディア総公社（VTC）、ベトナム通信、タイの月刊誌「マンダリンタイ」、ミャンマーの新聞「ゴールデンフェニックス」が合同で選定したものです。 国際・交流へ

　（ジョウ＆中原）