中国の国有石油大手、中国海洋石油有限公司が自主開発した第6世代の深海ボーリング用半潜水式プラットホーム「海洋石油981」が、今年3月から6月にかけて、海上での試験と調整を終了し、6月から正式に操業を開始するということです。

　「海洋石油981」は、世界で、3000メートルの深海ボーリング用半潜水式プラットホームの最高レベルを代表するもので、探査、ボーリング作業などのほか、多くの機能を持っています。

　このプラットホームは多岐にわたる革新的な設計がなされ、安定性と強度は南中国海の劣悪な環境条件を想定して設計されました。200年に一度の大型台風にも対応することができるほか、南中国海、東南アジア、西アフリカなどの深海でも作業可能です。設計使用寿命は30年で、詳細設計と建設はいずれも国内で行なわれ、国産化の比率は40％に達したということです。（翻訳：玉華）

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