アメリカのハンツマン中国駐在大使は12日、北京で「アメリカのロバート・ゲーツ国防長官の中国訪問は米中両国軍隊関係の信頼を促進し、胡錦涛国家主席が来週アメリカを訪問する際の道を開く」と述べました。
ゲーツ国防長官は9日から12日までの中国訪問期間中、中国政府及び軍隊のハイレベル指導者とそれぞれ会談を行い、地域安全と安定の面で協力を強化し、双方の長期的な安全戦略対話メカニズムの設立を提案しました。これに対し、ハンツマン大使は「ゲーツ国防長官の中国訪問は両国軍隊関係を高めることを目指す」と述べました。
ゲーツ国防長官の今回の中国訪問は、昨年初頭、アメリカが台湾に兵器を輸出した後、中国とアメリカの軍隊の初めての正式な接触となりました。会談中、双方は中央軍事委員会の徐才厚副主席が2009年にアメリカを訪問した際のアメリカ軍の指導者と達した合意を重ねて強調した上で、双方の更なる協力のために方向性を定めました。
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