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 中国の千万長者、年平均消費支出は約2300万円

2011-01-13 17:33:47     cri    

 毎年、中国の長者番付の発表で知られている"胡潤百富"は12日に『中国千万長者ブランド傾向レポート』を発表しました。

 それによりますと、中国の千万長者と億万長者の富はその大部分が投資リターンと企業の所有権の収益から来ています。彼らの平均年間消費支出は190万元(約2300万円)で、主な投資先は不動産と株であり、腕時計、ジュエリーと古代の書や絵画の収集に熱心であることが分かりました。

 この報告書は2010年4月から11月にかけて、胡潤百富が個人資産1000万元以上の中国の富裕層401人を訪ねて、調査を行ったもので、うち資産1億元を超えた人が45人含まれています。対象となった千万長者の平均年齢は39歳で、億万長者は43歳となっています。なお、男女の割合は7∶3で、主として不動産業と製造業に従事しているということです。

 今後2年間の中国経済に対して、54%の富豪は「自信に満ちています」と語っています。

 なお、中央政府は不動産市場に対する引き締めの度合いを大きくしたにもかかわらず、富豪たちの主要な投資先に不動産投資を選んだ人が1/3を超えており、3年連続して増加の傾向をたどっています。二位は株投資で、25%を占めており、去年よりやや増加しました。このほか、アート投資と非上場会社に投資した富豪は資産増加のスピードが最も早かったということです。

 一方、収集において、腕時計とジュエリーが引き続き首位の座にあり、腕時計とジュエリー投資を選んだ富豪の人数は昨年より10%増えて44%に達しています。一方、2位の古代の書と絵画は昨年の23%から15%に下がりました。酒を収集対象にした富豪は13%で、三位を占めています。

 このほか、ラグジュアリーカー、現代アートの収集はそれぞれ12%と7%で四位と五位につけています。

 年平均消費額について、千万長者は190万元(約2300万円)で、昨年より20万元増えましたが、億万長者の年平均消費額は250万元(約3100万円)となっています。

 観光が富豪たちの主要な消費形態で、その次は日用奢侈品、子ども教育、レジャー、プレゼントと収集となっています。

 調査によりますと、中国の富豪は奢侈品ブランドに対する認知度が昨年より20%増えました。最も良く知られるブランドの上位3位はルイヴィトン、エルメス、シャネルとなっています。(翻訳:Yan)   暮らし・経済へ 

  

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