新華社通信によりますと、中国国防省外事弁公室の関友飛副主任は11日夜、J20戦闘機のテスト飛行をめぐり、「中国は武器や装備の整備において、いかなる国も特定の標的もその対象にしていない。タイミングにおいても、何かを意識して実施したものではなく、通常の日程だ」としました。
関友飛副主任はまた、「中国は国防と軍隊整備の全体計画に基づいて、いくつかの武器や装備を整備した。これは国の主権、安全と領土保全を守る上での必要性によるもので、また、世界の新しい軍事改革及び絶えず出現する新型兵器に順応するためにも必要であり、いかなる国や特定の標的も対象にしていない。中国の軍事力の発展を正確に評価し、受け止めなければならない」と話しました。
さらに、「テスト飛行においても上述の原則は生きており、いかなる国をも対象にしていない上、ゲーツ米国防長官の訪中を意識して行なったことでもなく、ただ通常の日程に則って行なったものだ」と説明しました。
関友飛副主任はこのほか、「中国は終始、平和発展の道を歩み、防御的国防政策を揺ぎ無く歩み続けてきた。中国は永遠に覇を唱えない、軍事拡張や軍備競争もしない。いかなる国に対して軍事的脅威になることもない」ことを強調しました。(翻訳:Yan) 暮らし・経済へ
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