イギリスが「知能食品保存袋」の開発に取り組んでいます。この保存袋は食品の賞味期間が切れたかどうかを見分けることができます。
専業主婦は常に次のような悩みに遭遇します。まもなく賞味期限が切れそうな食品、もしくは開封してしまった食べ物を見つけた場合、新鮮ではないものを食べるわけにはいかないため、捨ててしまうしかありませんが、捨てるのはもったいない。
こうした悩みを解決するために、イギリスの研究者が「賢い保存袋」を開発しています。この保存袋は、賞味期限が切れた食品が入ってると変色する上、食品の鮮度を保つための換気機能も付いています。この「賢い保存袋」は今後2年以内に一般販売される予定です。
イギリス・ストラスクライド大学のミルズ教授と研究員たちがこの開発に取り組んでいます。
たとえば、肉や魚などの食品は長時間冷凍庫に放置すると、鮮度が破壊されてしまいます。ミルズ研究グループの構想によると、食品の鮮度が一定値以下に落ちるた場合、「食品の賞味期限が探知可能な保存袋」の色が変わります。保存袋に入れられた食品を、色の変化によるサインで冷蔵庫に入れるよう気づかせるための役割もあるのです。
研究者によりますと、この袋を利用して、最適な使用期間と品質保証期間を見分けることが可能となり、おなかを壊す心配もなくなります。(翻訳:Sui&中原)
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