アメリカ・ホワイトハウスは10日声明を発表し、バイデン副大統領がすでにこの日の夜カブール国際空港に到着し、アフガニスタンに対する訪問を始めたことを明らかにしました。これはバイデン氏にとっては副大統領就任後の初のアフガニスタン訪問です。

　この日の夜、カブール市内の警備は厳しく、多くの道路が封鎖され、ヘリコプターが空中パトロールしていました。アメリカ側の発表によりますと、バイデン副大統領の今回の訪問の目的は主に、アフガニスタン治安部隊への治安責任の引渡しの進展状況を評価すると共に、アフガニスタンに対するアメリカの長期的約束の履行を示すことにあります。訪問中、バイデン副大統領はカルザイ大統領と会談するほか、駐留米軍および民事支援関係者と接触し、さらにアフガニスタン国民軍訓練センターを視察します。

　なお、アメリカは7月中旬に、NATO・北大西洋条約機構のアフガニスタン国際安全支援枠組内で、アフガニスタン治安部隊への防衛事務の引渡しを始め、これを2014年に終わらせる予定です。（翻訳：董燕華）

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