中国の梁光烈国務委員兼国防相は10日午前、北京の八一ビルでアメリカのゲーツ国防長官と会談しました。
席上、梁国防相は「当面、中米両軍の関係は新たな発展のチャンスを迎えていると同時に、困難と課題にも直面している。双方は共に努力し、『尊重、相互信頼、対等、互恵』という原則に則って、関係発展の方向性を正しく把握する必要がある。また、共同の利益を拡大し、矛盾と食い違いを解決し、両軍関係が健全に安定して進めていくことを確保すべきだ」と述べました。
梁国防相はまた「新しい世紀に入ってから、中米両国の共通の利益は絶えず増えてきた。21世紀に積極的に協力できる全面的な中米関係を共同で構築することは、両国及び世界にとって非常に有意義だ」と語りました。
これに対して、ゲーツ国防長官は「米中両軍の関係は、オバマ大統領と胡錦涛国家主席が共同で主張した積極的な協力ができる全面的な両国関係の重要な構成部分だ。両軍による各レベルでの交流と協力は双方の共同の利益に合致し、相互信頼の増進や誤解の減少にもプラスとなる」と強調しました。
なお、ゲーツ国防長官は梁国防相の招きに応じ9日から中国を訪問したものです。(翻訳:Katsu)
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