アメリカ連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は7日、上院予算委員会での証言で 「アメリカ経済には一定の改善が見られているものの、失業率を実際に低下させるには依然として成長テンポが遅い。また、今後財政状況がさらに悪化する恐れもある」との考えを示しました。
バーナンキ議長は「雇用情勢は緩和されたものの、2010年に雇用ポストは毎月わずか10万しか増えなかったため、失業率の低下を示すような材料ではない。また、FRBスタッフの一部は2年後の失業率は8%前後になると予測している。このテンポでいけば、雇用が完全に回復するには4、5年かかりそうだ」としています。(翻訳:コオリ・ミン)
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