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 <李副首相欧州歴訪>李副首相、ドイツ大統領と会談

2011-01-08 13:42:26     cri    

 中国の李克強副首相は現地時間7日午前、べルリンでドイツのウルフ大統領と会談を行いました。この中で、李副首相は「中国とドイツはクリーン・エネルギーなど新エネルギー開発協力において大きな潜在力を持っている。中国は、ドイツの進んだ技術や管理経験を参考にして、新エネルギー市場の共同開拓に尽力していきたい」と語りました。

 両国関係の重要性について李副首相は「中国は長期的かつ戦略的な見地に立って中国とドイツの両国関係を位置付けている。今回の訪問は、両国関係の新たな発展を求めるものである。双方は、伝統的な分野での経済協力や投資規模を拡大するとともに、企業の公正な市場競争におけるよりよい条件を作るべきだ。また、文化交流と協力は、両国の戦略的パートナーシップの礎である。双方は、観光業を含む人的交流においても発展の余地が多い。両国関係は2国間のものにとどまらず、世界の発展においても重要な意義を持っているため、国際問題や地域問題で双方が交流と協調を強化することは、世界の発展と繁栄にもプラスとなる」と述べました。

 これに対してウルフ大統領は「両国首脳は、直接対話をさらに強化すべきだ。ドイツはG20などの枠組み内でも、中国との協力を推進したい。グローバル化が進む中、双方は、投資規模を互いに拡大しなければならない。2012年に開かれるハノーファー工業博覧会においては、中国にドイツのパートナー国になってほしいと考えている。中国を世界にアピールするチャンスともなるだろう。また、双方は、科学技術やクリエイティブ産業での交流を強化すべきだ。ハノーファー工業博覧会では、中国のクリーンエネルギー技術を展示してほしいと思っている。環境保護や気候変動の対応にとって重要な意義があるからだ」と述べました。(翻訳:コオリ・ミン)

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