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 中国最大のEVバス製造基地、河南省で操業開始

2011-01-05 12:42:52     cri    

 中国最大のEV(電動)バス製造基地が1月1日午前、中部河南省の襄城市で操業を始め、河南新美景車EV会社が製造した「中文」という銘柄のEVバス20台が出荷されました。この後、この20台のバスは、許昌市公共交通会社に納入されます。これにより、許昌市は、中部地区で「ゼロエミッション」のバスを導入する初の都市となります。

 このEVバス製造基地は、2010年3月18日に建設が始まったものです。6つの工場があり、年間生産能力は2万台で、国内最大のEVバス製造基地です。

 新美景車EV会社の賈秉成社長は「わが社はすでに成熟したEV車技術を持っており、軽量化ボディ及び長い走行距離を実現するバッテリー技術によって、EVバスの量産化を実現できる」と語りました。

 許昌市公共交通会社の責任者は、「数回にわたる実証走行試験により、「中文」EVバスの性能検査をしたが、フル充電すれば、走行距離が360キロに達する」と明らかにしました。伝えられたところによりますと、許昌市が中部地区で一番最初にEVバスを導入する都市となったのは、政府の投資により、関係施設が整備されたからです。市内には、30基の直流充電ポストと20基の交流充電ポストが設置され、30台のEVバスと20台のEV車が同時に充電できます。

 現在、「中文」銘柄のEVバスの価格は130万元ですが、河南省政府の補助金50万元と、試行作業モデル都市特別補助金50万元を受ければ、実際の導入価格はわずか30万元だということです。(翻訳:ZHL)

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