中国国家林業局の賈治邦局長は5日、「長年の努力を通じて、中国の生態を守る安全障壁の枠組が基本的に形成された。今後5年間に、砂嵐、洪水、土砂崩れなどの災害の防止を重点にした10大国土生態安全障壁の構築を速め、2015年までに森林面積が国土の21.66％を占めるよう努力していく」と述べました。

　これはこの日に開かれた中国林業庁の局長会議で述べたものです。賈治邦局長は「林業は生態建設の主体であり、森林、湿地、砂漠の3つの生態の多様性の建設と保護を核心としている。林業重点生態プロジェクトを基盤として、生態の安全を守る障壁の構築を速めていくべきだ」と述べました。

　なお、関連の具体的なプロジェクトには、東北の森林防止壁、北方の防風壁、東部沿海の防護林設置などが含まれています。（翻訳：董燕華）

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