フランスのサルコジ大統領は12月31日夜に行われた新年の挨拶で2011年に引き続き改革を推進していくと強調しました。
サルコジ大統領はこの中で「多くのフランス人にとって、2010年は困難な一年であった。2011年は希望に満ちる一年となるだろう。政府は引き続き改革を推進していき、これはフランスモデル及びフランスとフランス人を守る唯一の方法なのである」と述べました。フランス国民が関心を寄せている就職問題について、サルコジ大統領は、フィヨン首相と共にフランスの繁栄のため絶えず努力し、充分な就職チャンスを創出していく決意を示しました。
さらに、サルコジ大統領は、フランスが引き続き欧州連合(EU)の構築を推進していく考えを示すと共に、フランスのユーロ圏脱出には反対の意を示し、「ユーロの終結はEUの終結だ」と明らかにしました。
フランスは2011年にG20サミットとG8の輪番議長国になります。これについて、サルコジ大統領は「フランスには重大な責任がある」として、「フランスは自分の利益を守ると共に多国主義、人権尊重、そして発展追求の価値観を放棄することはない」と述べました。(翻訳:ヒガシ)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |