中国の李克強副首相はこのほど、北京で「国民生活の保障と改善を国の財政の優先課題とする」と述べました。

　李克強副首相は全国財政活動座談会に出席した際、「中国は財政支出の構造を調整し続け、財政の所得再分配機能を充分に発揮し、教育、就業、住宅、医療改革など分野での支出を着実に増加させる。これと同時に社会保障面でのセーフティーネットを構築して、国民の所得を増加させ、基本的な生活を保障する」とした上で、「中国は住宅保障プロジェクトに力を入れ、来年、全国に「保障型エコノミー住宅」（中低所得者層向けの低価格住宅）1000万戸を新たに建設すると同時に、不動産市場へのコントロールを行い、投機目的の住宅需要を抑え、国民に落ち着いた生活を送らせる」という方針を明らかにしました。

（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）

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