ロシアの報道機関によりますと、ロシアのラブロフ外相は24日、「このほど、アメリカ下院で採択されたロシアとの新しい戦略兵器削減条約に関する決議は、法的効力を持たない」と述べました。
この日、ロシアの下院は、ロ米間の新しい核軍縮条約を採択しませんでした。この理由について、ラブロフ外相は上院で、「米の下院で採択された核軍縮条約には、双方が攻撃的な戦略武器、ミサイル防衛システム及び新たな非核武器の開発などに関する合意が表されていない。一部の追加協議も盛り込まれていない」と指摘しました。
ロシア下院のコンスタンチン・コサチェフ議長は24日、「条約に対する新たな審議は、早ければ来年の1月になるだろう」と述べました。(朱丹陽)
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