20日と21日、中国で最北の大興安嶺地区漠河(ばくが)県の最低気温は零下45度に達し、この冬一番の寒さになりました。
漠河県の気象部門によりますと、20日の最低気温は零下45.1℃で、最高気温は零下35.9度でした。21日7時48分、漠河県の最低気温は更に下がり、零下45.5度に達しました。21日の最高気温は零下36.0度までしか上がりませんでした。気象部門の予測によりますと、向こう数日の大興安嶺地区は気温の低い状態が続く見込みだいうことです。
漠河県気象局の許麗玲副局長は、「例年の冬は、零下40度以下に下がったことがよくあるので、住民は、今回の低温状態は、別に異常ではないと思っており、人々の仕事や生活にあまり大きな影響が出なかった」と語りました。
専門家によりますと、大興安嶺地区のにおける観測史上最低気温は1969年2月13日に記録した零下52.3度だということです。(翻訳:路)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |