世界銀行は20日に発表した報告で「現在、世界が経済危機にある中で、中国は世界経済をどん底から引き出す重要な牽引力になっている」として、このような中国モデルははほかの発展途上国の発展によい経験を提供したとの考えを示しました。

　この報告は「中国は1978年に改革開放政策を実施して以来、国内総生産（GDP）は年平均9%の伸び率で成長してきた。そして今年は日本を抜いて世界2の経済体になった。改革によって生まれた多くの開発区や各種工業パークを含む経済特別区と産業ゾーンは中国経済を牽引する上で2つのエンジンとなっている。その経験は段取りを追ってテストケースを設けことを実施していくこと、約束を厳守すること、それに政府の前向きで実務的な活動推進という点にまとめられる」としています。

　しかし、この報告は「中国は。現在の発展戦略を調整し、より競争力のある持続可能な発展モデルへと転換してゆき、チャレンジに立ち向かう必要がある」と指摘しています。（翻訳：ヒガシ）

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