このたび韓国で、2010年を代表する成語を選ぶアンケート調査が行われました。韓国の各大学の教授212名を対象に行われたこのアンケート調査によりますと、「蔵頭露尾(意味:言い逃れをして真相を語ろうとしないこと)」が41%の支持率で、選出されたということです。2位と3位はそれぞれ「盤根錯節(事情が複雑に絡み合っっていること)」と「煮豆燃箕(家庭内の争い)」でした。
韓国の「教授新聞」の報道によりますと、教授たちは、2010年に発生した四大河川の開発事業をめぐる争いや、哨戒艦「天安」号沈没事件、韓米FTAの発効などの事件について、政府は国民にはっきりと真相を伝えることができず、これが「蔵頭露尾(意味:言い逃れをして真相を語ろうとしないこと)」の成語が選ばれた理由だと見ています。
ソウル大学社会福祉学部の趙興植教授は一部の国の外交機密がインターネットに公開された事件は、「すべての機密がある日突然暴露される」ことを物語っていると語りました。(翻訳:ZHL)
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