温首相は席上「中国とカンボジアとの友好協力関係を一段と強化することは、両国国民に利益をもたらすだけでなく、地域とアジアの平和と安定にプラスとなる。絶えず変化する複雑な地域情勢と国際情勢の下で、両国はチャンスを共有し、共にチャレンジに対応し、連携して平和と発展を促進していくべきだ。両国の貿易状況は良好であり、まだ大きな潜在力が残っている。双方は、2015年までに両国の貿易額を25億元に引上げることを目指して共に努力していくべきだ。また、両国はそれぞれの地域メカニズムおよび非伝統的な安全脅威の対処における協力を強化し、共通の利益を維持していくべきだ」と述べました。
これに対し、フン・セン首相は「カンボジアは中国との関係を引き上げ、双方の協力を全面的により深く発展させていきたい。カンボジアは中国と共に、ASEAN・東南アジア諸国連合と中国との関係をレベルアップさせ、地域の平和と安定を維持し、共同の発展を促進していくつもりだ」と述べました。
なお、会談後、双方は両国の協力強化についての文書の調印式に出席しました。(翻訳:董燕華)
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