国際エネルギー機関(IEA)は10日に公表した石油市場の月間報告で、先進国の経済の構造的な鈍化や中国など新興国の経済成長の減速により、2011年の世界の石油需要の増加ペースが落ちる可能性があるとしました。
報告は、今年の世界の石油需要について、北アメリカやアジアの需要増加により、日量が前年に比べて250万バレル増え、8740万バレルになるとしています。また、来年は日量8880万バレルに達すると予測しています。
一方、石油輸出国機構(OPEC)が同じ日に発表した報告では、来年の石油需要が8711万バレルと予測しています。(鵬)
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