メキシコのカンクンで開かれた国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で、中国代表団の解振華団長は9日「更なる排出削減を実現するために、温室効果ガスの削減を目指す『京都議定書』及びその延長であるポスト京都議定書の枠組みを堅持しなければならない」と述べました。
解団長は、国内外のNGO代表らと会談した際に、「『京都議定書』の延長は今回の会議の成敗に関わっている。中国は、『京都議定書』をより役立たせ、改善していきたい」との考えを示したうえで、「『京都議定書』は国際社会の長期的な努力によって作られた法律文書であり、排出削減で唯一の法的拘束力を持っている国際文書でもある」と強調しました。(翻訳:コオリ・ミン)
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