中国の商務次官は8日、「中国は自由貿易関係を発展させる上ではアジアを優先にしている。中国はアジア太平洋地区の、地域を跨ぐ各種の自由貿易に対しては、包容と開放的な態度を取る」と述べました。
易小準次官は北京で開かれているアジア自由貿易協定(FTA)フォーラムで、「中国は、中国―ASEAN(東南アジア連合)10+1自由貿易エリアを確立するほか、中韓、中日、ひいては中日韓の自由貿易エリアの建設をも推進したい。また、これを踏まえ10+3自由貿易エリアの設置をも速めていきたい。さらに10+6、つまりASEANNと中国、日本、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの自由貿易エリアの設置が実現するよう希望する」と述べました。
今回のフォーラムは、自由貿易協定が企業にもたらす貿易と投資のチャンスを重点的に討議していますが、ADB・アジア開発銀行、WTO・世界貿易機関などの代表がこれに参加しています。(翻訳:玉華)
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